耳の臭いが原因の顔の臭い対策!対処方法
2015/07/10
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ちょっと顔が臭う…でも口臭ではないし、しっかり洗顔もしている。そんなとき、臭いの原因はもしかすると耳にあるかもしれません。耳の臭いとその対処方法について学びましょう。
耳の臭いが原因で顔が臭い?対策や改善方法など
加齢臭は耳の後ろから臭う、ということばをきいたことはありませんか?しかし耳が臭うのは加齢臭だけとは限りません。乳幼児も耳の後ろが臭う場合があります。ではなぜ、耳が臭うのか?耳の臭いと、その対処方法について紹介します。
耳が臭う原因
・汗、皮脂による臭い
耳にはアポクリン腺という、汗を分泌する皮膚の腺と、皮脂腺という、脂分を分泌する腺が多くあります。このアポクリン腺から分泌された汗と、皮脂腺から分泌された脂が混じると、臭いを発します。
・洗い忘れ、拭き残り
耳をきちんと洗っていない、または、洗った後きちんとふいていないと、湿気で菌が繁殖し、臭いを発します。
・耳掃除のしすぎ
耳を頻繁に掃除しすぎると、耳の中を傷つけ、菌が繁殖しやすくなり、臭いのもとになることがあります。
・病気による臭い
中耳炎や外耳炎、先天性耳瘻孔など、に耳の病気などによって膿や菌が発生し、臭いを発することがあります。
今回は特に、病気以外が原因の耳の臭いについて、その対処方法を見ていきたいと思います。
耳の臭いの対処方法
耳の臭いの予防法消臭、方法についてご説明します。
・耳の裏をよく洗う
耳の中まで洗うと、お湯が残り臭いのもとになりますので、耳の外側、特にアポクリン腺や皮脂腺の集中する耳の裏側をお風呂の時間にしっかり洗いましょう。
・水分をしっかりふき取る
お風呂あがり、耳を拭き忘れがちですが、湿気が一番雑菌が繁殖する環境ですので、しっかり水分を拭き取りましょう。
対処方法の1つである耳掃除に関しては、きちんと正しいやり方を理解しておきましょう。
耳掃除の正しいやり方
耳を傷つけ、病気になったり、菌が繁殖し臭いを発することがないよう、正しい耳掃除の方法をお教えします。
・月に1,2回
耳垢は新陳代謝により外に出てきますので、耳掃除は1か月に1回程度でも問題ありません。
・耳の入り口から1㎝以内
掃除するときは耳の入り口から1㎝以内まで、それより深く掃除すると鼓膜を傷つける恐れがあります。
・パサパサタイプの方
耳アカがパサパサタイプの人は、綿棒を使い、回転させながらゆっくり引き抜きます。耳の壁に綿棒を押し付けたり、ぐりぐりと押し込んだりすると、耳垢が奥に入ってしますので気を付けましょう。
・ベトベトタイプの方
耳垢が湿ってベトベトして黄色っぽい方は、臭いがでやすいので要注意です。耳かきを使って、耳垢を外に掻き出すようにしましょう。
正しい耳かきによって、耳の臭いもふせぐことができます。ぜひ、試してみてください。
また、耳の臭いは加齢臭だけではないとお伝えしましたが、乳幼児特有の原因により、耳から臭いがする場合があります。乳幼児の耳の臭いについて、お話します。
乳幼児の耳の臭いの原因と対処方法
・羊水の名残
生まれてすぐの赤ちゃんは、お腹にいたときの羊水が耳の中に残っていて、黒く固まることがあります。その黒く固まったものが、身おいを発することがあります。自然と外に出てくるか、耳掃除で取ることができますので、心配はいりません。
・向き癖で耳に汚れがたまる
寝るときに、どちらか一方だけを下にする癖がある乳幼児は、片方の耳に耳垢がたまりやすいです。また、下にしている耳のほうに、よだれや涙、ミルクなどが入るので臭くなる場合があります。
下にするほうにクッションなどで土手を作り、向き癖を治すことで、耳の臭いも解消されます。
赤ちゃんの耳は傷つきやすいので、耳かきは使わず、綿棒で耳掃除しましょう。
それ以外にも、成人同様、何らかの病気によって、耳が臭う場合があります。気になる場合は医師に相談しましょう。
いかがですか?以上が耳の臭いの原因と対処方法です。
歳だから臭っても仕方ないとあきらめる前に、ぜひ一度、耳の臭いの消臭方法をお試しください。
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