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加齢臭による臭いと対処方法

      2015/07/10

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年齢を重ねるにつれ、体力・記憶力の低下、シミやしわ、保険のこと、など若いときには考えもしなかったいろいろなことが気になるようになった、なんてことはありませんか?今回は特に、最近周りに「臭い」といわれ気にしている、という人も少なくないかもしれません「加齢臭」についてまとめていきます。

加齢臭ってどんな臭い?

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そもそも加齢臭とは、若いころの体臭とどんなちがいがあるのでしょう。

どちらも体臭とは皮脂が酸化して臭いを発していることが原因なのですが、10代のころはそのほかに、新陳代謝がいい故に発生する臭いもあるのです。新陳代謝によって角質がでます。でた角質がたまる、これがアカです。アカと汗が混ざり合い菌によって分解されると、ツンとした臭いが発生するのです。

一方40歳を過ぎると、ノネナールという脂肪酸と過酸化物質が結びつくことで作られる臭いのもととなる物質が増加します。ノネナールは、古本のにおい、ろうの臭い、タンスの臭い、などひとによっていろいろなとらえ方をされます。一般的には、油っぽい臭いと表現されます。

また、歳を重ねると、10代のころと違い、飲酒や喫煙をする人もいます。体臭に、衣服や髪などについたアルコールやたばこの臭いなど外からの臭いも加わり、いろいろな臭いが混ざり合って発せられる、それが加齢臭です。

加齢臭の原因

加齢臭の原因について、さらに詳しく説明していきます。

○活性酸素の増加

先ほどノネナールは脂肪酸と過酸化物質が結びつくことで作られる、とお伝えしましたが、この過酸化物質は、活性酸素が体内で多く発生することで増加します。
活性化酸素が体内で増加する要因として、次のものがあげられます。

・喫煙
タバコの煙には、活性酸素の1つである過酸化水素がたくさん含まれています。

・飲酒
アルコールを摂取すると肝臓で分解され、アセトアルデヒドという物質になります。アルコールが分解されるさいに活性酸素が発生します。

・ストレス
ストレスの度合いが体内での活性酸素の増加に大きく影響します。

これらによって体内の活性酸素が増加し、過酸化物質も増加。結果的に臭いのもととなるノネナールも増加するのです。

○ノネナールの増加

またノネナールそのものが増加することで、加齢臭の原因になります。
以下のことにより、ノネナールは増加します。

・肉中心の食事
脂肪の多い肉ばかり食べていると、皮脂腺の脂肪分が増えやすくなります。すると当然、ノネナールは発生しやすくなってしまいます。

・運動不足
運動不足でいると、基礎代謝が悪くなり、体内に脂肪がたまりやすくなります。蓄積した脂肪が増えると、結果的に脂肪酸が増え、ノネナールが発生します。

以上のようなことが、加齢臭の原因になります。
ここまでで読んでいただき、自分も加齢臭がするのでは?と、気になった方。続いては、加齢臭のチェック方法をお教えします。

加齢臭のチェック方法

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実際に加齢臭が発生しやすい場所は、皮脂腺が集中しているところです。

  • 頭皮
  • 首筋、うなじ
  • 耳の後ろ
  • 鼻、鼻の周り
  • 背中

などが、主に皮脂腺が集中しているところです。頭皮や首筋からうなじにかけて発生する加齢臭が枕に付着した臭いで自分の加齢臭に気がつくというケースが多いようです。それ以外には背中や脇の下などの場所が目立ちがちになります。自分の臭いはなかなか気づきにくいこともありまあすので、勇気をだして、家族などにチェックしてもらうのもひとつの方法です。

加齢臭の対処方法

では、最後に加齢臭による臭いの防ぎ方をまとめます。

・ストレスを減らす
ストレス発散法として、有酸素運動がおすすめです。有酸素運動により脂肪も分解され、また、運動不足が解消されると代謝もよくなるので脂肪が燃えやすくなり、一石二鳥です。

・飲酒、喫煙を控える
ノネナールの増加を防ぐとともに、衣服に付く臭いもおさえられて、こちらも一石二鳥です。

・食生活改善
肉など動物性脂肪の摂取を控え、植物性である野菜や果物をとるようこころがけましょう。抗酸化作用のあるイソフラボンを含む大豆、殺菌作用のあるカテキンを含む緑茶なども、ノネナールの増加を防ぐのに効果的です。

このように内側から加齢臭を発生させないからだ作りも大切ですが、加齢臭のでやすいところを清潔にすることもたいせつです。殺菌効果のある石鹸などもでていますので、自分にあった加齢臭対処法をみつけ、周りから臭いといわれないからだ作りをめざしてください。

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